会長からの挨拶 チャンスだ,日本の産業の活性化は電気学会から!

平成15年度(第90代)
電気学会会長 深尾 正

平成15年度(第90代深尾正会長) 技術がどのように進歩し,社会の制度がどのように変化しても,人類が生存するためには,空気,水,食料そしてエネルギーは欠かせません。電気は20世紀に人類が手にしたクリーンで使いやすい,優れたエネルギーです。電気学会は1888年に設立以来 115年にわたって電気のエネルギー利用とその関連技術に係わる人々に,研究発表,情報交換,技術啓発の場を提供し,学術の発展と文化の向上に貢献してきました。
 21世紀の最大の課題は,エネルギー源の安定な確保と環境問題の解決です。
 日本の経済状況はやや明るさが見えてきたとはいえ,まだ元気がありません。
 燃料電池,太陽光発電,高効率発電システム,超電導技術などエネルギー,環境問題解決のシーズはたくさんあります。電気学会会員が広く研究開発に取り組んでおりますこれらの技術を活用して日本の産業を活性化する絶好の機会です。
 電気学会では,
  • 論文の電子ジャーナル化・英文化,元留学生のネットワーク化・コレスポンデンスメンバーの認定など,日本の優れた科学技術を海外に広く発信するための制度の強化
  • 電気・情報関連学会間で組織した連絡協議会の場を通じた共通電子ジャーナルの発行による情報発信
  • 学界と産業界双方の経験,知識を活用した技術者教育支援事業,青少年向けの理工系教育,産業の技術開発支援,一般の方々への電気の知識を深めていただくための活動などの事業
  • 22世紀に向けた電気エネルギー供給・利用システムのビジョンの構築
等に取り組んで行きます。

 会員の皆様の一層のご尽力お願いいたします。
 また,未だ会員になっておられない方々には,この激動の時代にこそ,是非,電気学会会員になっていただき,我々とともに,エネルギー・環境問題の解決に取り組んでまいろうではありませんか。皆様の力を結集して電気利用技術の進展によって,文化の向上に寄与・貢献をいただけるよう大いに期待しております。

e-mail:jimkyoku@iee.or.jp
更新日 2003年11月20日
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