会長からの挨拶 社会に貢献する電気学会

平成16年度(第91代)
電気学会会長 川村 

 世の中がどう変ろうとも、人類の生存のためには、空気・水・食糧に加えて、エネルギーと情報とが欠かせません。電気はこのエネルギーと情報のクリーンで使い易い優れた媒体として活用されてきました。電気学会も1888年の創設以来、電気に携わる人々に、研究開発・研究発表・情報交換・技術啓発の場を提供し、電気技術の進歩を通して、社会の発展に貢献して来ました。

 21世紀に於いても、電気学会は持続可能な社会の構築、エネルギーシステムの高度化多様化、材料・デバイス・装置の小型化・高性能化、情報システムの普遍化・高度化、ナノテク・生命科学への応用拡大 等々の分野で広く研究開発に取組み、日本の社会・産業の活性化に寄与し続けようとしております。

 国際的な学会の開催や、論文の電子ジャーナル化・英文化を通して、国際的な場における電気学会のプレゼンスをより向上させるようにしたいし、また研究開発、理工系教育、産学官連携などのテーマが多様化学際化して来ているので、電気学会の中の5つの部門の共同での取組みや、他の電気関連学会との協調を積極的に行って、大きな形で成果が出るようにしたいと考えています。

 電気学会の構成メンバーについても、従来からの企業、大学・研究所、国・自治体からの参加に加えて、NPOとかコミュニティビジネスとか広範囲な分野からの参加を促進して行きます。いずれも現役の方々が中心ではありますが、学生の方々・OBの方々をも従来以上に加えて、テーマの多様化へ対応する原動力にしたいと考えています。是非 関係する皆様にひとりでも多く参加いただき、より強く、社会に貢献できる電気学会にしたいものです。よろしくお願い申上げます。

e-mail:jimkyoku@iee.or.jp
更新日 2004年10月1日
Copyright (C) 2005 The Institute of Electrical Engineers of Japan. All Rights Reserved