技術報告の原稿を作成する方法には，従来の印刷所での写植組版方式と，著者自らがワープロなどでレイアウトなど行い作成するカメラレディ方式とがあります。
　原稿ご執筆の際は作成方法などをご検討の上，この手引きに従って原稿を作成してください。
　なお，カメラレディ原稿の作成見本はあくまで標準ですので，ある程度基本のフォーマットが守られていれば，多少の差異がありましても可とします。

1. 本文は横書き片段26字×50行，左右2段組とし，A4判用紙にワープロなどで作成してください。
2. 原則として刷上がりページ数は70ページ以内，印刷部数は400部と定めています。それ以上のページ数，部数をご希望の場合はその理由を上部委員会(部門の技術委員会，運営委員会，役員会)へ申し出て承認を得てください。
3. 本文中の構成は下記の例にならい章，節，項立ての順に表し，それ以降の項目については(1).，(2).，(ａ)，(ｂ)等の順に表記してください。

4. 文章は平易な口語体(現代かなづかい)により，常用漢字とアラビア数字で簡潔に記してください。
5. 専門用語，単位，記号などについては次のようにしてください。
1. 専門用語は原則として，文部省制定の学術用語集に従ってください。
2. 量記号はイタリック体，単位記号はローマン体でともにSI単位に従い，英文字・ギリシャ文字の区別，大文字，小文字，上付，下付などを明確に記してください。
3. 図記号はJISに従ってください。

　前項を遵守の上，次の表記方法に従ってください(作成見本参照)。
1. 印刷面のサイズ：片段よこ84mm×247mm，左右２段組，段間10mm。
2. 本文文字サイズ：９ポイント・明朝体。
3. 見出し文字：章は12ポイント・ゴシック体で片段３行どり天地左右中央，節は10ポイント・ゴシック体で片段２行どり天地左右中央，項は９ポイント・ゴシック体で左より１字下げ。

1. 式および図，表の番号は章ごとに通し番号とし，次のように表記してください。

2. 図表中の文字は日本語とし，図については鮮明な原図(用紙はA4判とし図番を記す），写真については紙焼き(プリント)したものを，添付してください(カメラレディの場合は不要)。

　前項を遵守した上，式，図表タイトルは次のように記してください(作成見本参照)。
1. 式は段左より２字下げ，式番は段右より１字下げ。
2. 図表は本文参照個所ページ付近の上部か下部に貼り込む。
3. 図表内の文字は８ポイントとする。
4. 図表タイトル・番号(ゴシック体)は８ポイントとし，図はその下部に，表はその上部中央に記す。

　参考文献は各章ごと該当個所にかっこで括った数字を通し番号で付し，その内容を章末に次のように表記してください。
〈雑誌の場合〉
　文献番号　著者名：記事のタイトル(日本語は「　」，英語は”　”で括る），雑誌名，巻数，号数，ページ数(発行年)(日本語は和暦，英語は西暦)。
〈単行本の場合〉
　文献番号　著者名：書名，出版社名，ページ数(発行年)(日本語は和暦，英語は西暦)。

前項を遵守の上，作成見本に従い文字サイズ８ポイントで表記してください。

　委員名簿，目次などの原稿を作成し添付してください。
　カメラレディの場合は作成見本を参照してください。

1. ワープロソフト，プリンタ，文字のフォントなどはすべて同一のものにしてください。
2. 巻末に次の文章を必ず記してください。

「本技術報告は○○○○委員会の責任において，カメラレディ原稿とし編集制作したものである。」

　図表などを他の出版物より引用する場合は，必ず出典を明記してください。

　技術報告書の発行に際し，その要旨を電気学会誌に掲載しています。その原稿を610字以内でご執筆ください。

　原稿に対するお問い合わせや校正などをご依頼する際の編集代表責任者の連絡先(ご氏名，所属，住所，電話番号，FAX番号，e-mailなど)を明記し，本原稿に添付してください。

〒102-0076　東京都千代田区五番町６番２号　Homato Horizonビル8F
社団法人　電気学会　

原稿の提出先：事業サービス課　(TEL 03-3221-7201)
出版に関する問合せ先：出版販売課　(TEL 03-3221-7275)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(e-mail: pub＠iee.or.jp)