電気学会研究会原稿の書き方(付録2)

1. まえがき

 発表論文は,A4判原寸の簡易オフセット印刷により出版します。この簡易オフセット印刷では,原稿の書き方が不適当であると印刷の原版になりませんので,執筆のときは,この書き方をよくお読みになった上で,原稿をお書き下さい。

 研究会原稿の書き方は,「電気学会部門誌への投稿手引」に準拠しておりますが,主な相違点は,以下の通りです。

  • 原稿用紙上マージンが40mmである(部門誌は25mm)。
  • 著者に会員・非会員の区別を記載しない(部門誌は記載必須)。
  • 発表者にを付ける(部門誌は不要)。

2. 原稿用紙および資料の装丁

 専用の原稿用紙はなく,A4判上質白紙(再生紙でも可)(縦29.7cm×21.0cm)を使用する。1枚(1ページ)の字詰めは,26字×50行×2段(2,600字)。資料は,発表論文ごとに製本するのではなく,開催日単位で合本(1〜2冊)の形で製本されます。

3. 分量

 図面・写真・表も含んで原則として4ページ以上,6ページ以内とします。なお,やむを得ず6ページを超える場合は,6ページを超過する分について1ページにつき5,000円(税別)をお支払下さい。

4. 配置

題目等は研究会資料の作成見本に従って次の(1)〜(6)の順序で記入し,本文を書き始めて下さい。

(1)題目:原稿用紙第1行中央に書く(長ければ2行でも可)。

(2)著者名及び勤務先:表題の下を1行あけて,次の行から中央に書く。

発表者の区別:著者が2人以上の場合は,見本配置例のように発表者名の右肩に印を付ける。

(3)英文による表題,氏名(所属):著者名及び勤務先の下を1行あけて,次の行から中央に書く。

(4)英文概要(アブストラクト50〜100Words):英文による表題,氏名(所属)の下を1行あけて次の行から書く。半角4文字あけて書き始める。

(5)キーワード:英文概要の下を1行あけて左側から日本語で書く。次の行に英文で書き「(  )」で閉じる。

(6)本文:キーワードの下を1行あけて,原則として片段1行26字×50行の2段組(2,600字)で書く。

5. 書き方および文字の色

原稿は,ワープロで作成するほか,手書きでもよい。

  • 文字の色は,すべて黒色とし,あまり薄くならないように配慮する。また,特に手書きの場合は,一様な濃さで書く。
  • ページは,必ず用紙の右下欄外に,1/6,2/6,・・・6/6と書く。なお,右上欄外に,論文番号を記入する。

6. 図面および表

 原稿用紙の枠内の任意の場所に墨または黒色インクで書くか,白色あるいは青色方眼紙(他の色は不可)に墨または黒色インクで書いて貼り付ける。写真も同様に貼り付ける。なお,貼り付ける場合は,次の点に注意する。

  • 用紙の枠からはみ出さないようにする。
  • 全体にのり付けしないで,裏面の四隅だけにのり付けをする。
  • 写真は,必要により網掛処理を行います。(カラーの図表は印刷が不鮮明になるため,墨または黒色インクで記載願います。)
  • 図面,表,写真などの表題は原則として日本語・英語併記とする。
  • 図面,表,写真などの説明は原則として英語表記とする。

7. 参考文献

 引用文献の表記は原則として英文とする。ただし,英文表記のない文献を引用する場合は日本語でも差し支えない。

著者名は著者全員を,またタイトルは省略しないで記載してください。

記載内容は,『著者名:「題目」,書名,巻,号,ページ(西暦発行年月)』です。下記をご参照下さい。

(a)日本語論文などの場合(英語・日本語の併記,(注)ただしタイトルなどに英文表記がない場合は日本語のみとする。)

T.Denki,M.Hanai,and G.Misaki:“Future Technology for Power System Analysis”,T.IEE Japan,Vol.130−B,No.1,pp130−136(1999−1)(in Japanese)

電気太郎・花井桃子・岬 五郎:「電力系統解析技術の将来」,電学論B.130,1,pp130−136(1999−1)

(b)国際会議などの論文集の場合

B.Yamada:“Experimental Studies of new micro−mechanical vibration syatetems”,Proc.IEEE Conf. on Micro−mechanical Component,No 21,pp.123−145,Paris,France(1999−4)

(c)単行本などの場合(ただし,日本語単行本の表記は上記(a)の(注)のような取扱いとする。)

Y.Sankar:Management of Technological Change,p.10,John Wiley,New York(1991)

8. 送付の際の注意

 原稿は折り曲げないで,しわにならないようにして送ること。

 電子データによる原稿の送付は,ご遠慮下さい。

 

9.別刷,その他

(1) 発表者には,その発表論文の含まれている合本された資料を,1冊無料で贈呈いたします(研究会開催日に受付でその旨お申しつけ下さい)。

(2) 発表論文の別刷を希望される場合は,原稿提出のときに「別刷注文書」(付録4)にてお申し込み下さい。原稿提出後には受付できません。

(3) 別刷の価格(平成13年2月7日現在)は,下表の通りです(税別)。送料は,学会負担となります。

注文部数
別刷料金
注文部数
別刷料金
30部
9,000円
200部
30,000円
50部
12,000円
250部
32,000円
100部
18,000円
300部
34,800円
150部
24,750円
  
 

e-mail:jimkyoku@iee.or.jp
更新日 2002年6月14日
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