周波数（しゅうはすう）とは、１秒間（びょうかん）に波（なみ）の向（む）きが変化（へんか）する数（かず）のことで、単位（たんい）はHz（ヘルツ）を使（つか）います。

たとえば、家庭製品（かていせいひん）で用（もち）いられている電気（でんき）の場合（ばあい）、１秒間（びょうかん）に波（なみ）の向（む）きが、50回または60回変化（へんか）し、これらを50Hz（ヘルツ）、60Hz（ヘルツ）の電気（でんき）といいます。

このように、波（なみ）のように変化（へんか）して流（なが）れる電気（でんき）を交流（こうりゅう）と呼（よ）び、変化（へんか）しないで流（なが）れる電気（でんき）を直流（ちょくりゅう）と呼（よ）びます。 波（なみ）が変化（へんか）しているありさまは振動（しんどう）しているように見えるので、周波数（しゅうはすう）のことを振動数（しんどうすう）と呼（よ）ぶこともあります。